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平成26年3月期(第98期)事業報告書 事業報告書 | IRライブラリー | 株主・投資家の皆様へ | アマノ

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(1)

事 業 報 告 書

平成25年4月1日 ~ 平成26年3月31日 証券コード 6436

R E P O R T

A M A N O

Contents

株主の皆様へ 1 新中期経営計画 2 トップインタビュー 3 連結財務諸表(要旨) 5

トピックス 7

ネットワーク 9

会社概要 10

株式の状況・株主メモ

第    98

(2)

株主の皆様には、平素より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、創業以来「人と時間」、「人と環境」を企業テーマに掲げ、全事業活動の

座標軸を顧客満足度におき、全社員がお客様の声を聞く「顧客第一主義」を基本方

針としております。また、株主の皆様にとって魅力ある企業であるために企業価値

(現在価値+将来価値)の最大化を図ることを経営の重点戦略としてまいりました。

平成23年4月よりスタートした第5次の中期経営計画の基本方針に基づき、新

グローバル成長戦略のもと、市場・プロダクトのグローバル展開、総合提案ビジネ

スの拡大に取り組み、徹底的な顧客ニーズの掘り起こしに注力するとともに、原価

低減、販管費抑制にも努めた結果、当期の連結業績は、売上高・利益ともに増収増

益となりました。

期末配当金につきましては、配当の基本方針に基づき、株主の皆様のご支援にお

応えするため、期初予定の1株当たり13円から4円増配し、1株当たり17円とさ

せていただきました。これにより、既に実施いたしました中間配当金1株当たり

13円とあわせ、当期の年間配当金は1株当たり30円となります。

新年度の経営環境につきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動

の影響はあるものの、世界経済の回復や円安を背景に輸出の持ち直しが見込まれる

なか、公共投資や設備投資も緩やかに増加するなど景気回復が継続するものと考え

られます。

このような経営環境の中で、当社およびグループ各社は、平成26年4月よりス

タートした3ヵ年の新中期経営計画において、「新たなステージへの挑戦-規模の

拡大と成長ドライブの構築-」を経営コンセプトに掲げ、100年企業を目指して全

社一丸となって重要課題に取り組んでまいる所存でございます。

株主の皆様におかれましては、何とぞ倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上

げます。 平成26年6月

代表取締役社長

■中間期(第2四半期) ■通期

財務ハイライト(連結)

120,000

80,000 100,000

60,000 40,000 20,000 0

10,000 8,000 6,000 4,000 2,000

0

12,000

8,000 10,000

6,000 4,000 2,000 0

6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 94期 95期 96期 97期 0

(単位:百万円)

売上高

94期 95期 96期 97期

(単位:百万円)

営業利益

94期 95期 96期 97期

(単位:百万円)

経常利益

94期 95期 96期 97期

98期 98期 98期 98期

(単位:百万円)

当期純利益

78,586 78,58683,30283,302

1,927 1,927

4,383 4,383

2,436 2,436

4,810 4,810

1,010 1,010

3,064 3,064 88,146

88,14690,29590,295 102,131 102,131

5,917 5,917

6,322 6,322

2,414 2,414

3,986 3,986

5,299 5,299 7,329

7,329 8,826 8,826

7,768 7,768

9,423 9,423

37,822 39,927 42,614

182 1,230

2,481

400 1,441 2,695

54 478 1,336 43,474

2,988 3,184 1,640

46,399

3,098 3,401 1,893

株主の皆様へ

ToOurShareholders

(3)

94期 95期 96期 97期

(単位:円)

1株当たり当期純利益

200.0 160.0 120.0 80.0 40.0 0 80.00

70.00 60.00 50.00 40.00 30.00 20.00 10.00

0 94期 95期 96期 97期

(単位:%)

配当性向

150,000

90,000 60,000 30,000

0 94期 95期 96期 97期 総資産

100,000 80,000 60,000 40,000 20,000

0 94期 95期 96期 97期

98期 98期 98期 98期

(単位:百万円)

(単位:百万円)

純資産

120,000

43.4 13.20 43.4

13.20 40.01 40.01

31.52 31.52

52.04 52.04

109,476

109,476 76,71876,718

69.19 69.19

122,838

122,838 83,48283,482

0.71 6.25 17.45

101,474 101,521

75,580

72,56173,271

197.0 197.0

65.0 65.0 100,687

100,687 102,932

102,932 74,96774,967

72,561 72,561

82.5 82.5

50.0 50.0 103,477

103,477 72,19172,191

21.42

103,989 72,773

104,544114,526

79,955

24.72

(単位:百万円)

平成27年3月期 平成28年3月期 平成29年3月期

金額 前年比 金額 前年比 金額 前年比

売 上 高 110,000 7.7% 119,000 8.2% 130,000 9.2%

営 業 利 益 9,100 3.1% 10,900 19.8% 13,000 19.3%

営 業 利 益 率 8.3% ― 9.2% ― 10.0% ―

経 常 利 益 9,700 2.9% 11,600 19.6% 13,600 17.2%

当 期 純 利 益 6,300 18.9% 6,900 9.5% 8,300 20.3%

基本方針

平成26年4月よりスタートした新中期経営計画は、

100年企業を目指した「新たなステージへの挑戦」を

経営コンセプトとして掲げ、次の4つの重要課題に取

り組んでまいります。

(1)企業規模の拡大

(2)経営効率の向上

(3)連結経営の強化

(4)コーポレートガバナンスの進化

数値計画

本計画の最終年度である平成29年3月期に売上高

1,300億円以上、営業利益130億円以上の業績達成を

目指してまいります。

新中期経営計画

BusinessPlan

(4)

Q1 当期の経営成績と主な成果についてお聞かせください。

当期におけるわが国の経済は、中国経済の減速や新興国経 済の成長鈍化など世界経済の不透明な状況はあるものの、 政府の経済政策の効果もあって、公共投資が増加を続け、 企業収益が改善するなか設備投資も持ち直しつつあり、また、雇 用・所得環境の改善により個人消費も底堅く推移するなど、景気 は緩やかな回復基調にあるものと考えられます。

このような状況下、平成26年3月期連結売上高は、1,021億31 百万円(前期比13.1%増)となりました。事業部門別では、情報 システムは、国内はハード・ソフトともに売上が伸び増収、海外 も好調を維持し増収、全体では前期比18.9%増収となりました。 パーキングシステムは、国内は大型システム物件の増加、駐車場 運営受託事業の堅調な推移により増収、海外は為替の影響もあり 増収となり、全体では前期比15.6%増収となりました。環境シス テムは、国内は大型システムが減収となったものの汎用集塵機が 増収、海外は大型システム案件の増加等により増収、全体では前 期比4.4%増収となりました。

利益につきましては、主に情報システムの増収効果により、営 業利益は88億26百万円(前期比20.4%増)となり、また経常利 益は94億23百万円(前期比21.3%増)、当期純利益は52億99百 万円(前期比33.0%増)となりました。

第98期事業報告書をお届けするにあたり、代表取締役社長 中島泉へのインタビューを通して

当社の現状と今後の取り組みをご説明いたします。

Q2 平成26年3月期までの3ヵ年計画の結果と新たに策定

した新中期経営計画の概要についてお聞かせください。

平成23年4月よりスタートした3ヵ年計画においては、最 終年度の平成26年3月期に売上高980億円、営業利益82 億円を目指し、全社一丸となって取り組んでまいりまし た。その結果、公表計画を上回る売上高1,021億円、営業利益88 億円を達成することができました。

今年4月に策定した新中期経営計画は、100年企業を目指した

「新たなステージへの挑戦」を経営コンセプトとして掲げ、「企業 規模の拡大」、「経営効率の向上」、「連結経営の強化」、「コーポレー トガバナンスの進化」の4つを重要課題といたしました。

「企業規模の拡大」は売上拡大と営業利益率10%の達成、「経営 効率の向上」はROE(自己資本当期純利益率)10%を目指した収 益力の向上、「連結経営の強化」は国内外グループ会社の成長によ る売上連単倍率10%の伸長をそれぞれ目指します。また、これら の課題達成のための基盤強化として、「コーポレートガバナンスの 進化」を推進し、アマノグループ全体の内部統制環境の強化を行 います。これらの重要課題を実行し、本計画の最終年度である平成29年 3月期に売上高1,300億円以上、営業利益130億円以上の業績達 成を目指してまいります。

事業概況

A1 A2

国内の実績は、前期に比べハードウ ェアは7億47百万円増収(14.2%増)、 ソ フ ト ウ ェ ア は 6 億 1 2 百 万 円 増 収

(20.8%増)、メンテ・サプライは2億 32百万円増収(6.9%増)となりました。 ハードウェアの増収は、新商品投入効 果及び大型物件受注によるもので、ソ フトウェアの増収は就業・給与・人事 の3in1営業活動の強化によるものです。 分野別には、就業システムは14億39百 万円増収(18.2%増)、入室システムは 1億18百万円減収(9.0%減)となり ました。海外の実績は、北米のアキュタイム システムズ社は為替の影響もあり増収、 欧州のホロスマート社は好調を維持し 増収となり、海外全体では18億61百万 円増収(前年同期比27.0%増)となり ました。以上の結果、当事業部門の売上高は 229億79百万円(前年同期比18.9%増) となりました。

20,000 25,000

15,000 10,000

0 5,000

(単位:百万円)

■中間 ■期末

94期 95期 96期 97期 98期 8,11417,44017,440 9,21418,88918,889 19,56919,5699,464 9,24019,331 22,97910,444

情 報 シ ス テ ム

国内の実績は、消費増 税前の消耗品等の駆け込 み需要やネット・通販の 売上が増加、輸出は減少 も全体では20百万円増収

(0.7%増)。

海外の実績は、為替の 影響もあり、14百万円増 収(前年同期比1.2%増) となりました。

以上の結果、当事業部 門の売上高は40億87百 万円(前年同期比2.3%増) となりました。 6,000

4,000

0 2,000

(単位:百万円)

■中間 ■期末

94期 95期 96期 97期 98期 1,9383,996 4,087

2,0854,315 2,1214,406 4,2452,110 1,916

時 間 管 理 機 器

国内の実績は、大規模駐車場システ ムの売上が増加し23億40百万円増収

(15.0%増)、メンテ・サプライは3億 63百万円増収(4.2%増)となりました。

なお、グループ会社アマノマネジメ ントサービス株式会社による運営受託 事業は順調に拡大しており、受託車室 数は前期末比31,400台増加(12.5% 増)いたしました。

海外の実績は、北米のアマノマクギ ャン社は現地通貨ベースでは減収とな るも為替の影響もあり増収、欧州はア ジア・オセアニア市場向けシステム受 注が拡大し増収、アジア地域は韓国が 堅調に推移し増収となり、海外全体で は2 9億9 2百 万 円 増 収( 前 年 同 期 比 29.5%増)となりました。

以上の結果、当事業部門の売上高は 488億8百万円(前年同期比15.6%増) となりました。

50,000 40,000 30,000

0 20,000 10,000

(単位:百万円)

■中間 ■期末

94期 95期 96期 97期 98期

18,15137,786 18,15338,493 40,79319,945 42,207 48,808

20,080 22,114

パーキングシステム

トップインタビュー

TopInterview

(5)

Q3 新中期経営計画の事業コンセプトについてお聞かせく

ださい。

国内では、情報システムは、中小市場には就業・給与・人事の 3in1にメンタルヘルスケアシステムを加えた総合提案を強化し、 ハード・ソフト・サービス・クラウドまでのトータルソリューシ ョンで市場の拡大を図ってまいります。また、中堅市場では、持 分法適用関連会社のクレオ社との連携により財務会計市場に参入し、就 業・人事・給与・会計のソフトウェアとコンサルティング営業の強化に よる「ミニERPベンダー」を目指した事業展開を進めてまいります。

パーキングシステムは、システム機器の機能・操作性の向上を図りつ つ、大手駐車場管理会社との連携を一層強化するとともに、中小駐車場 管理会社には駐車場データセンターを介した各種サービスや運営受託 サービスを提供し、「パーキングファシリティ サービスプロバイダー」 を目指してまいります。また、セキュリティゲートや有料道路、駐輪場 などの施設に関する取り組みも強化拡充し、事業の拡大を図ってまいり ます。環境システムは、国内では汎用機を中心とした需要の取り込みを強化 するとともに、安定的な成長が見込まれる製薬・食品・化粧品業界での 拡販を図ってまいります。また、産業機器メーカーとの提携などによる エンジニアリング力の強化と周辺装置を含めたトータル販売に取り組み、

「グローバルエンジニアリングマルチベンダー」を目指してまいります。 クリーンシステムは、今後拡大が見込まれる市街地型ミニスーパーの 出店や、コンビニエンスストアのイートインコーナーの拡大に対応する べく、安全装置付きポリッシャーや小型洗浄機の市場投入を図り、拡販 に取り組んでまいります。また、清掃受託や美観維持も含めた総合提案 を推進し、「トータルクリンリネス サービスプロバイダー」を目指して まいります。

海外では、情報システムはフランスのホロスマート社、パーキングシ ステムは米国アマノマクギャン社、韓国アマノコーリア社が堅調に推移 することが見込まれます。環境システムは日系企業へのエンジニアリン グ力、販売・サービス体制を強化し、現地生産の拡大によるコスト競争 力の向上を図ってまいります。また、クリーンシステムにおいては米国 における木材床研磨機器部門買収による業容拡大を目指してまいります。

A3

情報システム22.5%

時間管理機器 4.0%

パーキングシステム 47.8%

日本 72.0%日本 北米

12.2%北米 アジア アジア8.9%

欧州 6.9%欧州 環境システム

17.8% クリーンシステム

7.9%

事業別売上高

構成比

所在地別売上高

構成比

国内の実績は、当期前半まで続 いた設備投資の抑制の影響を受け 大型システムは、3億15百万円減 収(5.6%減)となったものの、 汎用集塵機は4億10百万円増収

(7.7%増)、メンテ・サプライは 2億33百万円減収(6.1%減)と なりました。

海外の実績は、アジア市場全体 では東南アジアを中心に増収、北 米市場は大型システム案件が増加 したことにより増収となり、海外 全体では7億3百万円増収(前年 同期比27.4%増)となりました。 以上の結果、当事業部門の売上 高は181億57百万円(前年同期比 4.4%増)となりました。 20,000

15,000

0 10,000 5,000

(単位:百万円)

■中間 ■期末

94期 95期 96期 97期 98期 5,63511,520 6,72814,144 16,3737,478 8,61917,385 18,1578,087

環 境 シ ス テ ム

国内の実績は、大規模駐車場システ ムの売上が増加し23億40百万円増収

(15.0%増)、メンテ・サプライは3億 63百万円増収(4.2%増)となりました。

なお、グループ会社アマノマネジメ ントサービス株式会社による運営受託 事業は順調に拡大しており、受託車室 数は前期末比31,400台増加(12.5% 増)いたしました。

海外の実績は、北米のアマノマクギ ャン社は現地通貨ベースでは減収とな るも為替の影響もあり増収、欧州はア ジア・オセアニア市場向けシステム受 注が拡大し増収、アジア地域は韓国が 堅調に推移し増収となり、海外全体で は2 9億9 2百 万 円 増 収( 前 年 同 期 比 29.5%増)となりました。

以上の結果、当事業部門の売上高は 488億8百万円(前年同期比15.6%増) となりました。

パーキングシステム

国内の実績は、前期に比 べ清掃機器は2億96百万 円増収(15.4%増)、メン テ・サプライは6百万円増 収(0.2 % 増 )、 清 掃 受 託 サービスは31百万円増収

(2.1%増)となりました。 海外の実績は、北米は増 収となり、3億84百万円 増収(前年同期比21.8% 増)となりました。

以上の結果、当事業部門 の売上高は80億97百万円

(前年同期比9.8%増)とな りました。

10,000 8,000 6,000

0 4,000 2,000

(単位:百万円)

■中間 ■期末

94期 95期 96期 97期 98期

3,8357,523 3,7087,368 7,1643,615 3,5947,374 8,0973,836

クリーンシステム SegmentInformation

事業概況

(6)

(H25.3.31)第97期 (H26.3.31)第98期

資産の部

❶流動資産 65,253 74,771 固定資産 44,222 48,066 有形固定資産 22,985 24,244 無形固定資産 8,481 10,355 投資その他の資産 12,755 13,465 資産合計 109,476 122,838

第97期H24.4. 1〜H25.3.31

) (

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

❺売上高 90,295 102,131 売上原価 50,527 57,840 売上総利益 39,767 44,290 販売費及び

一般管理費 32,438 35,464

❻営業利益 7,329 8,826

営業外収益 675 729

営業外費用 236 132

❼経常利益 7,768 9,423

(H25.3.31)第97期 (H26.3.31)第98期

負債の部

❷流動負債 25,104 28,976

❸固定負債 7,653 10,378 負債合計 32,758 39,355 純資産の部

株主資本 83,472 86,778 その他の包括利益累計額 △ 7,023 △ 3,718 少数株主持分 268 422

❹純資産合計 76,718 83,482 負債純資産合計 109,476 122,838

第97期H24.4. 1〜H25.3.31

) (

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

特別利益 18 50

特別損失 454 174

税金等調整前

当期純利益 7,332 9,299 法人税等 3,265 3,878 少数株主損益調整前

当期純利益 4,066 5,420

少数株主利益 80 121

❽当期純利益 3,986 5,299

連結貸借対照表

(単位:百万円)

連結損益計算書

(単位:百万円)

Point ❶ 流動資産 現金及び預金  58億39百万円増加 受取手形及び売掛金  36億64百万円増加

Point ❺ 売上高 情報システム及びパーキ ングシステムを中心に伸 長し、売上高は1,021億 31百万円と前年同期比 13.1%の増収となりまし た。

Point ❻ 営業利益 販売費及び一般管理費は 増加したものの、増収効 果 も あ り、 営 業 利 益 は 88億26百万円と同20.4

%の増益となりました。

Point ❼ 経常利益 増収効果に加え、為替差 益等の計上により、経常 利益は94億23百万円と 同21.3%の増益となりま した。

Point ❹ 純資産 株主資本

 33億6百万円増加 為替換算調整勘定  38億59百万円増加

連結財務諸表(要旨)

ConsolidatedFinancialStatements

(7)

第97期H24.4. 1〜H25.3.31

) (

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

少数株主損益調整前当期純利益 4,066 5,420

その他の包括利益合計 2,487 4,174

その他有価証券評価差額金 497 258

為替換算調整勘定 1,961 3,880

持分法適用会社に対する持分相当額 28 35

包括利益 6,554 9,594

(内訳)

親会社株主に係る包括利益 6,435 9,417

少数株主に係る包括利益 118 177

第97期H24.4. 1〜H25.3.31

) (

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

❾営業活動によるキャッシュ・フロー 7,979 11,035

❿投資活動によるキャッシュ・フロー △ 6,220 △ 6,081

⓫財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1,575 △ 780

現金及び現金同等物に係る換算差額 481 881

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 665 5,054

現金及び現金同等物の期首残高 25,921 26,587

非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 — 32

現金及び現金同等物の期末残高 26,587 31,674

連結包括利益計算書

(単位:百万円)

連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

Point ❷ 流動負債 未払法人税等  11億28百万円増加 電子記録債務  9億16百万円増加 その他(未払費用等)  7億45百万円増加

Point ❽ 当期純利益 増収効果等に伴う経常増 益により、当期純利益は 52億99百万円と同33.0% の増益となりました。

Point ⓫ 財務CF 配当金の支払額  19億91百万円 セール・アンド・リースバックによる収入  18億91百万円 Point ❿ 投資CF 有形固定資産の取得による支出  32億25百万円

無形固定資産の取得による支出  22億50百万円

Point ❾ 営業CF 税金等調整前当期純利益  92億99百万円 減価償却費  37億11百万円 Point ❸ 固定負債 退職給付に係る負債  41億58百万円増加 長期借入金

 8億89百万円増加 退職給付引当金  26億70百万円減少

(8)

Parking Systems

Information Systems

2.パーキングシステム

「車番管理システム」新発売

入退場する車のナンバーをデータ化!

工場や物流施設等における「車」と「人」の入

退場を一元管理できる「車番管理システム」を

2014年1月に新発売しました。

「車番管理システム」は、施設に入退場する車

を撮影し、撮影画像からナンバープレートの情報

を数値化し自動的に記録・蓄積します。蓄積した

入退場履歴は、事故や盗難などが発生した際の車

両番号や車両画像の確認をはじめ、各車両の滞留

時間や、混雑する時間帯の分析による物流業務の

改善にも効果を発揮します。また、従来のIDカー

ドによる「人」の入退室管理と連携することによ

り、災害などの緊急事態発生時に、「どこに」「誰

が」「どの車両が」構内に残っているかといった

在場情報のスピーディーな把握も行えます。

これからも、永年培われた駐車場システムの経

験と技術を応用し、事業継続計画(BCP)の推進

をはじめ、「資産や人」の安全対策など、お客様

の要望にお応えするソリューションを提供してま

いります。

1.情報システム

「メンタルヘルスケアシステム」新発売

勤怠管理をトータルにサポート!

2013年9月、中小規模市場向けメンタルヘル

スケアシステムとして、問診ソフトウェア「ヘル

スケアシステムわかば」と、ストレス測定装置

「LifescoreQuick」を新発売しました。

従業員のメンタルヘルスが社会的な問題となる

中、長時間労働や仕事のストレスは、脳・心臓疾

患等の健康障害と関連性があると言われており、

労働安全衛生法では、長時間労働者に対して医師

による面接指導を実施させ、健康障害を予防する

義務があるとされています。

メンタルヘルスケアシステムと就業システムを

連携することにより、就業システムにて時間外労

働が多い対象者を迅速に把握し、問診ソフトウェ

アにて健康障害の早期発見を支援します。また、

ストレス測定装置にて主観的な問診情報だけでな

く、ストレス・リラックス度等が客観的な情報と

して測定できます。

今後も、就業・給与・人事にメンタルヘルスケ

アシステムを加えたトータルソリューション提案

により、更なる業容拡大に取り組んでまいります。

問診ソフトウェア

「ヘルスケアシステムわかば」 「LifescoreQuick」ストレス測定装置

守衛所

車番管理システム画面例

トピックス

Topics

(9)

Cleaning Systems

Environmental Systems

4.クリーンシステム

国内初 自律走行式の

ロボット床面洗浄機を市場投入!

総合スーパーやショッピングモール等の商業施

設や工場で幅広くご採用頂いている自動床面洗浄

機「SE-500シリーズ」の次世代型モデルとして、

2014年3月に自律走行式ロボット床面洗浄機

「SE-500iX」を新発売しました。

自動運転のプログラミングには「ティーチング

方式」を採用し、洗浄作業する経路ごとに、走行

速度・水量・パッド圧・スキージーの上下動作な

どの操作を記憶させ、最大64パターンまでの洗

浄作業を再現することができます。自動運転時に

は赤外線レーザー等の各種センサーにより障害物

や段差を検知して安全走行を行うほか、音声案内

装置やドライブレコーダーも標準装備し、安全面

にも配慮した設計となっています。ロボット洗浄

機は、熟練した作業者の操作を自動運転で再現

し、作業者による操作レベルのムラが軽減できま

す。また、自動運転で余裕の出来た時間を他の作

業に割り当てるなど、作業の効率化にも繋がりま

す。今後、ロボット床面洗浄機を主力商品の一つ

に育成するべく、販売推進と更なる機能強化を図

ってまいります。

3.環境システム

汎用集塵機ラインナップ拡充

新商品提案活動を本格化!

2013年10月、電気集塵式オイルミストコレク

ター「EM-eⅡ」を新発売しました。

金属加工や切削加工の現場では、労働災害・事

故の防止に注力しており、ミストコレクターに対

しても火災事故の抑止等、安全性を重視した要望

が増加しています。「EM-eⅡ」は、目詰まりによ

る風量低下が生じにくい新構造荷電極(特許出願

中)や、火災発生のリスクを低減する荷電方式、

安定運転を実現する新制御方式を採用するなど、

安全性を重視した設計に基づいて開発し、高い捕

集性能も実現させました。

これまで、省エネ&省スペース型の汎用集塵機

「PiFシリーズ」やサニタリー性を追求した食品・

製薬工場向けステンレス製集塵機「SPシリーズ」

など、商品ラインナップを拡充し、新商品の提案

活動を本格的に進めてまいります。これからも、

工場の環境改善と品質向上、そして、お客様の要

望にお応えできる商品の開発を進めてまいります。

自律走行式ロボット床面洗浄機

「SE-500iX」 電気集塵式オイルミストコレクター

「EM-eⅡ」 SPシリーズ PiFシリーズ

(10)

Global Network

AMANOEUROPEHOLDINGS,N.V. AMANOEUROPE,N.V.

AMANOTIME&PARKINGSPAINSA HOROSMART,S.A.

HOROQUARTZ,S.A. SCOPUS-OMNIBADGES,S.A.S.

AMANOMALAYSIASDN.BHD. AMANOTHAIINTERNATIONALCO.,LTD. AMANOTIME&AIRSINGAPOREPTE.LTD PT.AMANOINDONESIA

AMANOUSAHOLDINGS,INC. AMANOCINCINNATI,INC. AMANOCINCINNATICANADA,INC. ACIOHIOFACTORY

AMANOMcGann,INC. ACCU-TIMESYSTEMS,INC.

AMANOPIONEERECLIPSECORPORATION AMANOKOREACORPORATION

安満能国際貿易(上海)有限公司 安満能軟件工程(上海)有限公司 安満能(上海)機電設備有限公司

アマノ株式会社 本社

• TOPICS •

 米国子会社のアマノパイオニアエクリプス社は、2014年3月に米国 ミネソタ州に本拠を置くNilisk-Advance,Inc.(以下、Nilisk社)から 木材床研磨機器部門の事業を譲受けました。Nilfisk社が持つ当該事業 部門の顧客基盤に対して引き続き同製品を提供するとともに、従来の ビニール・コンクリート床に加え木材床分野への新規参入を図り、ケミ カル製品とのセット販売を強化するなど、米国におけるクリーンシステ ム事業の更なる業容拡大に努めてまいります。

米国におけるクリーンシステムの事業領域拡大!

木材床研磨機器部門 買収

AMANOPIONEERECLIPSECORPORATION

ネットワーク

Network

(11)

Domestic

Network

東北・北海道

関東

東京 神奈川・静岡

信越 北陸 近畿 中部 中国・四国

九州

社       名 アマノ株式会社 AMANOCorporation 本 社 所 在 地 〒222-8558

神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 T E L 045-401-1441(代表)

F A X 045-439-1120

ホームページ http://www.amano.co.jp/ 創       業 1931年(昭和6年)11月3日 設       立 1945年(昭和20年)11月22日

資   本   金 182億3,958万円(平成26年3月31日現在) 従 業 員 数 2,113名(平成26年3月31日現在)

事 業 内 容 企画・設計・製造・販売・施工・メンテナンス

●情報システム事業

●パーキングシステム事業

●環境システム事業

●クリーンシステム事業

●アウトソーシング事業

●時刻配信・認証サービス事業

役 員

平成26年6月27日現在

代 表 取 締 役 会 長 春 田   薫 代 表 取 締 役 社 長 中 島   泉 代 表 取 締 役 専 務 山 口 治 彦 取締役 兼 常務執行役員 小 山   稔 取締役 兼 常務執行役員 白 石   弘 取締役 兼 常務執行役員 上 野   亨 取締役 兼 執行役員 寺 崎   功 取締役 兼 執行役員 赤 木   毅 取 締 役( 社 外 ) 岸     勲 常 勤 監 査 役 藤 原   剛 常 勤 監 査 役 中 田 直 樹 監 査 役( 社 外 ) 佐 藤 佳 志 監 査 役( 社 外 ) 糸 長 丈 秀 常 務 執 行 役 員 今 野 正 幹 常 務 執 行 役 員 小 堀 健 司 常 務 執 行 役 員 野 川 文 吾 執 行 役 員 井 原 邦 弘 執 行 役 員 金 子 守 男 執 行 役 員 米 澤   実 執 行 役 員 笹 谷 康 博 執 行 役 員 新 保 龍 雄 執 行 役 員 森 田 正 彦 執 行 役 員 田   明 眞

※取締役岸 勲氏は社外取締役です。

※監査役佐藤 佳志、糸長 丈秀の両氏は社外監査役です。

支店・営業所

東北・北海道営業本部 札幌/盛岡/秋田/仙台/山形/郡山 関東営業本部 大宮/宇都宮/高崎/水戸/埼玉 東京営業本部 東京/品川/新宿/西東京/錦糸町/千葉/柏 信 越 営 業 部 長野/新潟/長岡/諏訪

神奈川・静岡営業本部 神奈川/横浜/厚木/藤沢/沼津/静岡/浜松 中部営業本部 名古屋/豊田/豊橋/四日市/岐阜 北 陸 営 業 部 金沢/富山

近畿営業本部 大阪/京都/神戸/東大阪/堺/姫路 中国・四国営業本部 広島/岡山/松江/山口/高松/松山/高知 九州営業本部 福岡/北九州/長崎/熊本/鹿児島/沖縄

国内グループ会社

アマノマネジメントサービス株式会社 アマノメンテナンスエンジニアリング株式会社 アマノビジネスソリューションズ株式会社 株式会社環境衛生研究所

アマノ武蔵電機株式会社 株式会社アマノエージェンシー 事業所相模原事業所

細江事業所

AMANOPIONEERECLIPSECORPORATION

CorporateData

会社概要

(12)

株式情報 (平成26年3月31日現在)

所有者別株式分布状況

大株主の状況(上位10名) 発行可能株式総数 185,476,000株

発行済株式の総数 76,657,829株

株主数 15,343名

金融機関 

千株)

金融機関 37.47%

(28,720千株)

外国法人等 30.87%

千株)

外国法人等 30.87%

(23,668千株)

法人 

千株)

法人 11.01%

(8,437千株) 個人・その他 

千株)

個人・その他 20.57%

(15,768千株)

自己株式 

( 千株) 自己株式 0.08%

(64千株)

本社/〒222-8558

横浜市港北区大豆戸町275番地 TEL.(045)401-1441(代表) FAX.(045)439-1120

株式の状況

StockInformation

株主メモ

Memo

決算期 毎年3月31日

定時株主総会 毎年6月

基準日 毎年3月31日

その他必要ある場合は、あらかじめ公告します。 期末配当金支払基準日 毎年3月31日

中間配当金支払基準日 毎年9月30日 株主名簿管理人

特別口座の口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 (0120)232-711(通話料無料)

公告掲載新聞 日本経済新聞

(ご注意)

1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている 口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等に お問合せください。

 株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。 2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理

機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せくだ さい。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

http://www.amano.co.jp/

当社ホームページでは、会社情報、投資家情報など、 さまざまな情報を掲載しております。

ぜひご覧ください。

株  主  名 持株数 持株比率

千株

公益財団法人天野工業技術研究所 6,071 7.92 Northern Trust Co.(AVFC)Re Silchester

InternationalInvestorsInternationalValueEquity 5,313 6.93 第 一 生 命 保 険 株 式 会 社 4,000 5.22 株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 3,824 4.99 日 本 生 命 保 険 相 互 会 社 3,743 4.88 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 3,268 4.26 ノ ー ザ ン ト ラ ス ト カ ン パ ニ ー エ イ ブ イ エ フ シ ー

リユーエスタックスエグゼンプテドペンションファンズ 3,104 4.05 東 京 海 上 日 動 火 災 保 険 株 式 会 社 2,648 3.45 ノーザントラストカンパニー(エイブイエフシー)

ア カ ウ ン ト ノ ン ト リ ー テ ィ ー 2,100 2.74 株 式 会 社 三 菱 東 京UFJ銀 行 2,100 2.74

(注)持株比率は自己株式を控除して計算しております。

参照

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